2006年12月01日

詩の力。

風邪気味で、あちらこちらが痛い。

とくに、痛みが出やすい、右目、右耳、右の喉…が
いつもながらにズキズキと。

でも、風邪は浄化作用(いまはやりのデトックス?)なので、
あわてず、騒がず、こんな状態を楽しみますよ。

そして、こんな日に、激励のお手紙を東京よりいただきました。

去年の「レキオス」東京公演のときに、たいへんお世話になった、
経済学者の矢野弾先生。県外の沖縄大好きな方たちで結成された
「沖縄ファンクラブ」の副会長でもあります。

先生からの葉書にはこんなことが書いてありました。

 「詩は心のうたであり 心の涙です。
  平田さんは人間性、心の喪失した社会に
  人円と詩とを心として演出をしているのです。
  高橋さんに拍手を」

高橋さんに拍手を、という部分は私からのお手紙への
お礼です(^^)
言葉の拍手をいただき、風邪の痛みがス~ッとひいていくような
感じがしました。
言葉って素晴らしいです。

そして、葉書の裏には詩人であるお母様・克子さんの詩が
ありました。

その中の一部を皆さんにも。


いとしみは
天地にみちて
人々のこころに
湧きいでて
鳴りやまず



涙が出そうになりました。
どんな時でも、どんな状態でも、
常にあふれでようとする「いとしみ」の心。

特に、「楽しみますよ」と書いてはみたものの、
痛みに不機嫌になりそうな今日みたいな日。

この詩の心を忘れずに、いたいものだと
強くおもいました。

大事なのは「忘れない」と決める心。

自分の弱さに甘えそうなとき、
人々の優しさにつけこみそうなとき、
自分や人に嘘をつきそうなとき、
何もかもがキライになりそうなとき、

そんな時にこそ、思い出そう。
それをする、と決めた時の無垢な光を。

その時のあなた(私)は、希望と強さで満たされていたはず。
自分自身をいとおしんでいたはず。

希望を具体化することは時にキツイことでもあり、
薄汚れた感情にまみれてしまうこともあるけれど、
それでも思い出したい。
時には歯を食いしばってでも。
いちばん最初の無垢な光を。

それを思い出せれば、また「いとおしさ」に包まれるはず。

…って、風邪ひとつ(しかも軽い)で大げさですけど(いつもの事ですケド)、
そういう強い思いをくれた詩だったのです。



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