実は昨日は、青春爆走ドラマ「キムタカ!」の最終回の撮影日でした。
ドラマの中で、主人公ダイチと出会いそれぞれ成長したキッズたちが、いよいよ現代版組踊「キムタカ!」を上演。
撮影は、きむたかホールをお借りして行われました。
劇中劇の台本が手元に届いてから、わずかな練習期間。けれど、演じる子供たちは持ち前の集中力で役作りを行い、昨日の朝からのリハーサルでは見事に一つの舞台を見せてくれました。
そして、ここからが平田さんの独壇場。
このリハーサルから本番までの約八時間で密度の濃い舞台へ進化させていく様は見事。
身内ボメで申し訳ないのですが(笑)、本当に感動しました。
また、平田さんをサポートする、あまわり卒業生のS君とNさんの的確で迅速な動きも健在でした。
お昼前から、舞台、音響、照明の各技術スタッフさんも揃い、いよいよ「舞台」としての形が作られていきます。
スタッフさんも、キャスト、演出同様短い準備期間で「お客様に見ていただく舞台」としてクオリティを高めていきます。
緊張感みなぎるこの時間。自然と背筋が伸びます。
舞台の形が整ってきた夕方、「肝高の阿麻和利」メンバーが合流。
てきぱき、着々と、演出のオーダーを受け、動きをつくっいきます。
彼らの臨機応変さ、懐の深さに頭が下がります。
子供たち全員が集合した時に、平田さんが挨拶しました。
「今日は僕、すごく嬉しいんです。
阿麻和利、浦添、那覇、レキオス。
僕と舞台を作ってきてくれた皆がこうして一つの舞台で共演するなんて、ドラマできっかけを頂かなければ、なかなかできなかったこと。
だから、今日は一生懸命、思い切りやりたいと思います」
おそらく、うるま市以外の子供たちが肝高の舞台に立つのは、これが最初で最後の機会でしょう。
この機会を快諾し、しかも本番前日に出演、サポートに尽力して下さったあまわり浪漫の会、あまわりメンバーに心から感謝します。
また、平日夜の開催にも関わらず、ご来場下さったお客様。
今回は撮影という事で、関係者中心にお声かけさせて頂いたにも関わらず、沢山の方が集まって下さいました。本当にありがとうございました。
そして、半年間の放送、企画段階から数えると約9か月に渡り、ドラマという機会を与えて下さった琉球放送さんに心よりお礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!