2013年05月26日
ラファエロの教え。
5月の第二週めの週末に帰省しました。
叔父の13回忌に出席するためです。
日曜日の朝、起きてリビングに行くと、父がNHKテレビの「日曜美術館」を
見ていました。
テーマは「初来日!天才ラファエロ 奇跡の傑作」。
紹介される作品の数々。
とにかくきれいでした。
とくに、25才のときにバチカンのユリウス卿に呼ばれて描いたという「署名の間」。
ソクラテスやプラトン、ヘラクレイトス…などギリシア時代の名だたる偉人が
華やかにいのちを持った存在として描かれていて、描いているラファエロの胸の
高鳴りやわくわくした気持ちが伝わってきます。
作品から、ラファエロという人の才能の極まり、ポテンシャルの高さ、
ハッピーな気持ちとポジティブさを感じました。
そして、人間の能力って無限なのだ…と感動とともに励まされる
気持ちがしました。
愛。楽しさ。
より大きなものへ、自分のすべてを捧げる。
私はこういうのが好き。
愛をもって自身を高みに捧げようとするときの
高揚感と多幸感。
それが天国へと通じる道であり、昨日よりも今日、今日より明日…と
人間をより善き方へと導く道なのだと思います。
Posted by yurippe at 01:19│Comments(0)
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