髙橋百合香の「島日記」─546 Travel Days Log─

日本のどこかで数日だけオープンするプレミアムな野外レストラン。
その度ごとに、時代を代表する料理人とクリエイターが、シェフとホストを
勤めます。
今回は、ミシュラン獲得フレンチシェフの下野昌平さん、アコーディオニスト、
作曲家のcobaさんをお招きしました…

という、石垣島で行われたイベント「DINING OUT YAEYAMA」に行ってきました。
いいでしょーー
でも、いちおう仕事です。

ミシュランシェフと石垣島で活躍するバーテンダーNOBUさんのコラボを
写真でご紹介。


会場はおもと岳のふもと・ジュマール楽園。
大きなガジュマルの木がシンボルです。


モモト編集長・写真家の仲程長治さんも写真で参加！
生まれ島・石垣の自然の美しさ、奥深さを伝えておられました。


アミューズ
黒米のクルスティアンと石垣産クリームチーズのサンド
パッションフルーツのベリーニ


cobaさんが開会のごあいさつ。


オードブル
もろみ豚のテリーヌ島野菜のグレッグ　ピパーチのソース

豚肉好き、ピパーチ（島胡椒）好きにはたまりません。


パンもおいしい。


青いカクテルは「アセロラのサンセット」。川平湾に沈む夕日をイメージされたとか。


オードブル２
島野菜とコウシンバラのサラダ　あばさー肝のナージュ

コクがあっておいしかった


ポワソン
石垣の海から　本日の鮮魚とハンダマのベニエ
香り高いベーコンの泡のソース

このあたりからお腹がいっぱいに…


ヴィアンド
石垣牛のロティ　ハリイモの食感とヒレザンショウのアクセントで

やー　柔らかい肉でした！


デセール
ココナッツとラム酒のムース　ピーチパインの香りと共に

石垣島のパインの甘さったら、絶品ですよ


ミニャルディーズ
ピーチパインの芯のドライフルーツとコウシンバラのクリスタリゼ

バラの花びら。ぱりっぱりでサックサック。
好きだわー
ハーブティーは月桃とレモングラス？


イケメン下野シェフがごあいさつ。


料理・サービスを担当された、島の飲食店、ホテルの方々。
あたたかなサービスをありがとうございます。


cobaさんから演奏のプレゼント。
１音、奏でただけで、そこは異国…！

「食べる」イベントなので、感覚にまかせようと思って
ほぼ予習せずに参加しました。

でも、これが良かったみたい。

風を感じ、虫の声を聴きながら、次々と運ばれてくる料理を味わう。
五感が起動するような（…ってどんな感じだ）、目覚めるような、感覚を味わいました。

仕事だとどこか緊張しているので、プライベートの旅だったらなおのこと、
良かったかな

でも、年度末の慌ただしさをリセットできる素敵な時間でした。
機会があったらまた行きたいです。